10月31日はハローウィン(Halloween)です。
ハローウィンの由来は「ケルト人(現フランス地域の人々)の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていた。」そうです。何かと似ていませんか?そうです!日本のお盆です。さらに、かぼちゃを人の顔型にくりぬいた「ジャック・オ・ランタン」の中にろうそくを燈すところなども、日本の祖先の送り火にそっくりです。
うつ病に関する研究会議
アメリカでお化けというと、「そもそも、アメリカにも霊やお化けが存在するのか?」というとてつもなく、科学的な話になってしまうのですが、根拠無しで良いと言うことであれば、お岩さんや貞子のように日本のドロドロしたのとは違って、殺人鬼や吸血鬼、狼男など、どちらかというとドライで血まみれの怪物であれば、アメリカにも存在するというのが私の持論です。というのも、私はアメリカで複数の友達といるときに何回かお化けを目撃したことがあるからです。
不安の起源
一番恐ろしかったのは、真夜中の田舎道で車を運転中に飛び出して来た上半身裸、ジーンズで裸足のゾンビ男で、車道に飛び出してきた瞬間に助手席に乗っていた妻と大声を上げてしまいました。あの恐怖体験は一生忘れません(汗)。私だけでなく、妻も一緒に見ていますので幻覚などとは考えにくいねと今でもあの恐怖を夫婦で語ることがあります。
そのほか、メイン州の部屋数が10以上はあろうかという、ヨーロッパ調の大豪邸に泊まったときも、廊下のど真ん中に直立した2メートル以上はあろうかという軍服を着たような怪物を見かけたこともあります。なんと、この怪物のクビから上はなく、もぎ取られた頭の部分をその怪物は自分の右手の手のひらの上に乗っけていたという、あれも本当に恐ろしい体験ではありました。
不眠症I
ま、冗談のような本当の話はこのくらいにして・・・本題へ・・
この時期に毎年出てくる話題は、「トリック・オア・トリート!」をして、近所を徘徊する子供達に、お菓子を配るのは止めようという運動です。
ハローウィンの期間中に子供が「いたずらの代わりにもらうお菓子の数」の平均は100個以上。このお菓子を子供達は2週間かけて全部食べてしまうそうです。さすが、子供の肥満率も高いアメリカ。2週間でキャンディーや、チョコレートなど100個というと、相当な糖分になります。
そこで、最近では「お菓子ではなくて、文房具をあげよう」と考える人が出てきて、色鉛筆やクレヨン、ノート用紙やシールを子供たちにあげる人も増えているそうです。
まだ、そんなにメジャーな動きではありませんが、我が子が近所からもらってきた大量のお菓子と引き替えに、親が文房具やギフトサーティフィケートと交換してあげるのも良いのかも知れません。
何はともあれ、社会問題をポジティブな運動で変えていくのは、アメリカ人の得意技ですね。
それでは、みなさん、
Happy Halloween!!
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